このページでは、各務原市の自治会・シニアクラブ・子供会・花の愛好団体など公共の場所の花壇に植栽するための花苗配布の事前講習会をさせていただいている花創人が、花壇を作る時に気をつけたいコツをお教えします。

冬から春に向けて配られる花苗は、パンジー(赤、白、黄、青の4色)です。

花苗を配布したときにお配りした資料は、こちらです。(PDFで開きます)

☆パンジーは、こんなお花です。

  • 一年草
  • 原産地 西ヨーロッパ  スミレ科
  • 寒さに対しては強いが、暑さには弱い
  • 日光を好む
  • パンジーは日の長さに感応して花を咲かせる性質(長日植物)で、日の短い冬になると、再び日が長くなる春が来るまで花を咲かせず一休みしてしまが、最近は品種改良されて冬から咲くタイプ(LRロングラン)が主流となってきた。(日の長さにあまり関係なく花が咲く性質に改良された)
  • 「パンジー」という名前はパンセ(考える)というフランス語から
  20年以上前のパンジーは春に楽しむ花
低温に当たった後(一定の低温量が必要)、長日条件で花を咲かせる
十数年のパンジーは秋と春の2シーズン楽しむ花
F1品種(より早生・より強健)が作出され低温要求量が低下した
最近のパンジーは秋から冬を通して春まで、3シーズン楽しむ花
低温を必要としないことはもちろん、短日条件下でも花を咲かせる

☆植え付けについて

株と株の間は20cmくらいあけます。

株間は20㎝くらい開けます

黒いポリポットをはずして、あまり深植えにしないように
植えつけます。

パンジーの植えつけ方

 

深植すぎると腐ります。浅すぎると乾燥で枯れます。

花壇の土と、苗の土が密着するように 軽く押さえます。

赤いパンジーは、あまりたくさんの面積を占めるように植えると、その部分が沈んだように見えます。いくつかのパートに分けて植えるとよいでしょう。

☆植え付け後の管理

植えつけたらたっぷり水をやります。蓮口を使って柔らかな水流で!

乾き気味に管理しましょう。自然の水やり(雨)に任せましょう。

水のやりすぎは、徒長、病気の元!

春先、生育が旺盛になったころ、下の方の葉が黄色ぽくなってきたら、 化成肥料を1㎡あたり 50g施して、十分水を与える(肥料の種類によって違います。袋の説明書をよく読んで)